シンガポールへの帯同が決まった際、私が最も気になっていたことの一つが、「子供は本当に英語を話せるようになるのか?」ということでした。
今回は、実際にインターナショナルスクールに通わせて感じた子供たちの英語力の変化を、時系列で振り返ってみたいと思います。
【初日〜半年】
幼稚園生は初日から幼稚園の入り口でギャン泣きでした。
親としてはなかなか心が痛むものでしたが、「慣れるまでは仕方ない」と割り切り、通わせ続けました。2か月ほどは毎日のように泣いていたと思います。
半年が経っても、
「今日、幼稚園お休み?」
と毎朝確認してくるような状態でした。
一方、小学生は最初こそ戸惑いはあったものの、幼稚園生ほど嫌がることはありませんでした。
ただ、学校の先生からは、
「家庭でも英語学習をしてほしい」
「こういう塾もありますよ」
といった提案を何度か受けました。
英語で十分なコミュニケーションが取れないことで、本人も先生も苦労していたのだと思います。
ただ我が家としては、まず学校生活そのものに慣れることを優先し、この時期は特別な塾や追加学習は行いませんでした。
【半年〜1年】
幼稚園生、小学生ともに学校生活に少しずつ慣れてきました。
朝に学校へ行くことへの抵抗も減り、生活の一部として受け入れ始めたように感じます。
もちろん英語が大きく上達したという実感はまだありません。
ただ、子供たちなりに環境へ順応し始めている時期でした。
【1年〜2年】
日常会話の理解が徐々に進んできました。
週末の習い事の後に、
「先生は何て言ってた?」
と聞くと、
「〇〇って言ってたよ」
と内容を理解して答えられるようになってきました。
また、幼稚園や学校についても、
「楽しかった」
「遠足が楽しみ」
と前向きな発言が増えてきました。
英語力そのものだけでなく、学校生活を楽しめるようになったことが大きな変化だったと思います。
【2年〜3年】
ここでようやく英語力の伸びを実感するようになりました。
正直なところ、最初の2年間は、
「本当に身についているのだろうか」
と不安になることもありました。
しかし3年目に入る頃から、目に見える変化が現れ始めました。
英語のテストでは、以前はクラスの下位だったものが、真ん中からやや上の成績を取れるようになりました。
また、友達同士の会話の中で英語が自然に出てくることも増えました。
英語が「勉強するもの」から「使うもの」に変わってきたように感じています。
振り返って思うこと
親としては、子供が泣いたり、言葉が分からず苦労している姿を見るのは決して楽なことではありません。
特に最初の1〜2年は成果も見えにくく、
「本当にこの選択で良かったのだろうか」
と考えることもありました。
それでも今振り返ると、英語環境へ飛び込ませて良かったと感じています。
よく「かわいい子には旅をさせよ」と言いますが、まさにその言葉を実感しています。
もちろん個人差はあると思いますが、特に幼いうちは順応力が高く、発音面でも大きなアドバンテージがあります。
これから海外生活やインターナショナルスクールを検討されている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
次回は、我が家がどのような学校を選び、どのような点を重視したのかについて書いてみたいと思います。
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