最近の株高もあり、我が家の資産も気付けばFIREが現実味を帯びる水準になってきました。
FIRE界隈でよく知られている「4%ルール」を当てはめれば、理論上は投資収益だけで一定の生活費を賄うことも可能です。
数字だけ見れば、
「もう十分では?」
「会社を辞めても大丈夫では?」
と言われるかもしれません。
実際、私自身もそう思ったことがあります。
しかし現実には、なかなかその決断には至りません。
理由は単純で、お金以外に実現したいことがまだあるからです。
その一つが「家」です。
我が家は夫婦ともに持ち家へのこだわりが強くあります。
家は単なる寝る場所ではなく、家族が最も長い時間を過ごし、安心して帰れる場所であってほしいと思っています。
もちろん、
「家は寝るだけだから賃貸で十分」
という考え方も理解できます。
実際、ライフスタイルの変化に合わせて住み替えやすいというメリットもあります。
ただ私は、人生の3分の1近くを占める睡眠環境や、家族が集まる空間にはしっかりお金をかけたいと考えています。
そして理想を言えば、マンションよりも戸建てです。
これは完全に個人的な好みですが、朝起きたら自然光が入り、すぐ外へ出られる生活に魅力を感じています。
子どもの頃から戸建てで育ったこともあり、子どもたちにも可能であれば同じような環境を用意したいと思っています。
一方で、現実はそう簡単ではありません。
都内で一定の資産価値が期待できるエリアに土地を購入し、家族が快適に暮らせる注文住宅を建てようとすると、かなりの資金が必要になります。
近年は土地価格や建築費も上昇しており、その負担は以前より大きくなっています。
つまり我が家にとっては、
「今FIREするか」
ではなく、
「理想の住まいを実現してからFIREするか」
という選択でもあるのです。
資産形成は単なる数字のゲームではなく、どんな人生を送りたいかを実現するための手段だと感じています。
我が家にとって、その中でも家はかなり優先順位の高い目標です。
だからこそ、数字上はFIREできそうに見えても、まだ踏み切れないのかもしれません。
次回は、我が家がどのような資産運用を行ってきたのかについて書いてみたいと思います。
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